そして愛へ 「改訂版」
第1章 そして愛へ 「改訂版」
進さんの背中においていたわたしの左手をとって、キスをしてくれました。手の甲に、そっとキスをするのです。そして、指を舐めてくれました。指を一本ずつ口に含んで、舐めてくれるのです。左手の指を舐めてくれたあと、右手の指を舐めてくれました。指を舐めてもらうのが、気持ちいいと感じました。
進さんが優しく抱いてくれまして、キスをしてくれました。こんどのキスは、性的な感じのするキスでした。キスをしながら、進さんの手が、わたしの胸に触れてきました。わたしは、胸を触られるのも初めてです。わたし、
「イヤ」
と言って、進さんの手から離れました。
「嫌ならまだ胸をさわりません」
「ううん。嫌じゃないんです。恥ずかしいので、つい言
っちゃったんです」
「そうなんですね。では胸を撫でてもいいですか?」
「やっぱり、恥ずかしいです」
「じゃあ、肩から首すじを撫でながら、すこしずつ胸の
ほうにいきますね。それだと、あまり恥ずかしくない
でしょう」
「あの進さん」
「なんでしょう」
「あのね、進さんの、あの…入るんじゃないんです
か?」
「私のあれが?」
「ええ」
「かおりさんのあそこの中に?」
「ええ」
「すぐには入りません」
「えっ」
「もちろん、あとで入らせてもらいますけど。かおりさ
んが、私とセックスをしてくれるときは、かおりさん
に気持ちよくなってもらいたいのです」
「わたしが気持ちよくですか?」
「はい。かおりさんは、私とセックスをしてもいいと言
ってくれました。それが嬉しくて、私はかおりさんを
気持ちよくしてあげたいんです」
「気持ちよくはなりたいです」
「ベッドに横になったらすぐに、私のあれが、かおりさ
んのあそこの中に入るんだと思っていたんですね」
「そうです」
「セックスって、そういうものだと思っていたんです
ね」
「はい」
進さんが優しく抱いてくれまして、キスをしてくれました。こんどのキスは、性的な感じのするキスでした。キスをしながら、進さんの手が、わたしの胸に触れてきました。わたしは、胸を触られるのも初めてです。わたし、
「イヤ」
と言って、進さんの手から離れました。
「嫌ならまだ胸をさわりません」
「ううん。嫌じゃないんです。恥ずかしいので、つい言
っちゃったんです」
「そうなんですね。では胸を撫でてもいいですか?」
「やっぱり、恥ずかしいです」
「じゃあ、肩から首すじを撫でながら、すこしずつ胸の
ほうにいきますね。それだと、あまり恥ずかしくない
でしょう」
「あの進さん」
「なんでしょう」
「あのね、進さんの、あの…入るんじゃないんです
か?」
「私のあれが?」
「ええ」
「かおりさんのあそこの中に?」
「ええ」
「すぐには入りません」
「えっ」
「もちろん、あとで入らせてもらいますけど。かおりさ
んが、私とセックスをしてくれるときは、かおりさん
に気持ちよくなってもらいたいのです」
「わたしが気持ちよくですか?」
「はい。かおりさんは、私とセックスをしてもいいと言
ってくれました。それが嬉しくて、私はかおりさんを
気持ちよくしてあげたいんです」
「気持ちよくはなりたいです」
「ベッドに横になったらすぐに、私のあれが、かおりさ
んのあそこの中に入るんだと思っていたんですね」
「そうです」
「セックスって、そういうものだと思っていたんです
ね」
「はい」