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🌹密会🌹

第1章 🌹April🌹


だが残念ながら、私の虚しい願いは打ち砕かれ、翌日に日比谷教頭から連絡が来た。

そっけなく日時と場所を伝えた彼に対し、私が「はい」と答えると、一方的に電話を切った。

なんて自分勝手な...という感情は飲み込んで、スケジュールを確認する

良かった...何も用事は入ってないみたい。

ホッと胸を撫で下ろしたが、その後すぐに鬱々とした気分に包まれた私はハァーと深い溜息を吐いた。

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