🌹密会🌹
第7章 🌹October🌹
「待たせたな、ご褒美だ。」
背広をカウチソファにかけて、シュルっと紺色のネクタイを外すと、とびきり甘い声で彼は囁く。
「早く...もう...頂戴。」
高鳴る鼓動を抑えながら、上目遣いで彼を見上げると、三日月の形に目を細めた彼に姫抱きにされて、ベッドへと運ばれた。
遠隔ローターを手早く外され、体液でベトベトになったヴァギナが彼の目前に晒される。
「アッ...ずっと...ンッ...待ってたから...すぐ...入るから、指...要らない....。」
小刻みに伸縮を繰り返す秘部に指を3本入れてバラバラに動かす彼にそう訴えると、すんなり指が引き抜かれた。
スクラックスと下着を脱ぎ捨て、厚さ0.01ミリのゴムを装着したペニスを膣口の入り口に添えられる。
「お前の反応が可愛くてな。焦らしてしまった。許してくれ。」
スルッと頭を撫でられた後に、一気にその待ち望んだ質量が入ってくる。
「アッ!黎一さん...待ってた....アッ...キモチイ!アッ!あぁん!」
激しく粘膜と粘膜が擦れる音と共に、彼の律動に翻弄されて、壊れた人形のように喘ぐ事しか出来ない私の耳元に彼の優しい声が降ってくる。