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🌹密会🌹

第9章 🌹February🌹



「やだ!....やだ!...ヤァ!...アッんっ」


無言で調理台を取り囲まれ、狼狽える私を嘲笑うように、1人がボール一杯に入った湯煎済みのチョコレートを上から垂らしていく。


「ダァメ!...私....食べ物じゃ...ヤァ!」



嫌悪感で満ちているというのに、拒絶する声はあまりにも弱々しい。
両乳首と秘部の割れ目をジュルジュルと音を立てて3人の男子生徒の舌で舐め上げられれば、敏感な身体は嫌でも仰け反った。



「美月先生、気持ちい?」


陰部を舐めていた男子生徒が口を開く。口の回りをチョコレートでベトベトにして微笑んだ彼の声はくぐもって聞こえた。
「嫌」と言葉だけで拒絶しても、性器を舐め取る舌技はやむ事が無い。
指一本動かせない恐怖と彼らの舌技から得たくもない快楽に思考を奪われていると、再び厨房の扉が開く。



「!アッ....ん!...黎一さん!助けて!この人たち何とかして!お願...ヤァ!」



ネイビースーツを着て突然目の前に現れた彼が救世主のように思えた私は、必死に縋った。しかし彼は3人を非難するわけでもなく、壁に寄りかかって彼らに翻弄される私を、愉悦の混じった眼差しで、ただ眺めているだけだった。


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