🌹密会🌹
第9章 🌹February🌹
何で?...私が目の前で犯されてるのに何で...?
「黎一さん!助けて!私...んっ...黎一さん以外の人に...イカされたくないの」
傍観者に徹してしまった彼に酷く失望しながらも助けを乞うが、やはり返ってきたのは底意地の悪い視線だけ。まるで”淫売のお前にはお似合いだ“と嘲笑されているようだった。
「!やめて!何すんの?触んないで!嫌ッ!」
秘部の周りに付着したチョコレートを舌で舐め取っていた男は、スクラックスを脱いで勃ちあがった性器を近付ける。ハアハアと興奮した荒い息遣いをしながら、嫌悪感で強張った私の両足をM字に開かせた。
「おい忘れるな、私のお気に入りだ。丁重に扱え。」
やや威圧的に命令されて我に返ったのか、男子生徒は身体をビクつかせると、慌ててペニスを挿入しようとしていた手を止めて、指でナカを押し広げる。
私の意思に関係なく濡れていく身体が恨めしい。二人の男の手によって、玩具のように弄ばれた胸は、乳頭がツンと立っている。指が第二関節まで入った所で、込み上げてきたのは吐き気だった。
「何で...何で助けてくれないの!助けてよ!お願い!」
状況に耐え切れずに、わだかまりを吐き出したくて声を荒らげる。無駄な訴えで終わると思っていたのに、輪姦を監視する彼の嘲笑混じりの声が鼓膜を伝わった。
「何故?屈辱に歪んだお前の顔が見たいからに決まっている。」