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ほしとたいようの診察室

第5章 プリンを作ろう



そういえば、何も飲んでいなかったな。



お客さんから見えないようにしゃがむと、水筒で水分を摂る。



そこへ、

「すみません、お願いします」

お客さんの声が、カウンター越しに聞こえた。




咄嗟に立ち上がろうと、足に力を入れた。


急がなきゃ。


「はーい、いらっしゃ……」


あれ……なんで……




急にめまいが起きて、視界がぐるぐると回る。



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