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ほしとたいようの診察室

第5章 プリンを作ろう







あ、やばい。




そう思った時には既に床に体がついていた。






バタッ。





完全に目の前が暗くなって、厨房の床の冷たさだけが体に伝わる。




「のんちゃん?!」

「大丈夫?! しっかり」

「だれか、お医者さんか看護師さん!」





みんなの駆け寄る音が聞こえる。





「陽太先生!!!のんちゃんが!!!!」

食事をとろうとしていた陽太先生が、大河さんの一声でテーブルから駆けつけてくる。





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