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ほしとたいようの診察室

第9章 ひとときの外出







諦めたような、呆れたような……怒っているような。でも、ふっと笑い声が含まれた、優しい声だった。

その優しい声を聴くだけで、緊張が緩む。


張り詰めていた心が溶ける。泣きたいとも思わないうちから、涙が溢れ出た。



こぼれ落ちた雫が、ズボンに染みを作る。









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