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ほしとたいようの診察室

第10章 陽はまた昇る



この時間になってもまだ、光くんの部屋から灯りが漏れ出ていた。

眠れないんだろうか。

具合が悪くなってから、珍しい。

そっと病室を訪れようとドアに手をかけると、中から小さな話し声が聞こえた。



元基先生と、光くんの声だった。



ふたりの小さな声は透き通り、少しだけ開いたドアの隙間を通り抜けて、俺の耳に届いた。


光くんの小さく、しかし芯のある声がこう言っていた。





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