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ほしとたいようの診察室

第10章 陽はまた昇る



真っ先に指導医である俺の監督責任を問われた。

同意書の必要性やインフォームドコンセントの同席など、必要な指導をきちんと行っていたのかが問題となった。



元基先生は、
『光くんへの感情移入と、ご家族の気持ちを尊重したいという思いが強くなってしまいました。同意書はとるべきでした』
と、自らの過ちを正直に告白していた。



しかしやはり、元基先生のケアを充分に行えなかったことや同意書を取ることを丁寧に教えられず、その判断を止められなかったのは俺の責任もある。

また、元基先生が光くんに対して抱くと予想できた喪失感を、きちんとケアできなかったのも指導医としての落ち度であると感じていた。

気がつけば、処分が決定するまでの無期限の謹慎処分になり、山のような始末書を抱えて帰宅していた。



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