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~名も知らぬ名前のない関係~最後のセックス日は突然に

第1章 最後のセックス。

コンコン、、、
ガチャ

目と目が合う、、、
ハ[行こうか]

[うん!!]

なんなんだよッッ!、、、何か誉めろよッッ!!

[、、、月、、、綺麗だね。]

本当に綺麗だった。

[シー...ちょっとうるさい。]
[はぁい...]

何やら運転に夢中らしい、、、いやっ、、、イラついてる?、、、。

はぁ~、、、今日最後なんでしょッッ!!最後ぐらいもっと優しくしてよっ

ホテルにつき、、、部屋までの階段
ハデさんが3段目先の所で手を差しのべてくれてる。
そう、、、、ハデさんは私がヒールを履いてくと少し優しくなるのだ。

[ハデさぁぁん♪エヘヘ♡]
ぎゅっと胸を当てるようにしがみついた。
[///、、、何。]
いつものように照れるハデさん、、、ハデさんはいつも、、、何や、、、ふぅぅんや、、、ねぇねぇなどばかり。

それでも偽りのない本当の愛が伝わってくるからセフレだったとは違う、、、名前のない関係。

部屋に入りハデさんが早くと言わんばかりに金を待っている。

ハ(セックスはお互いが楽しみお互い同じ時間を共有しあってるんだから、お互いが払うのは当たり前でしょ?)

最初の頃に言ってた言葉がよみがえる。

[えぇ~最後ぐらい良いじゃない!!]

ハ[、、、]

何も言わない、、、無言の圧

怒りを静め、、、素直に渡す。
今日は優しくするんだっ!!それに怒らない。
そう決めてたから

ハデさんにきつく当たり散らかした事や自分勝手な思い込みや考えで酷く当たった事もあった。それでも許してくれて、、、気遣ってくれて、、、

ハデさんと違う男と身体を重ねてく度に、、、思った。
優しいんだなって。上手なんだなって。プロだなって。
そして何より、、、嘘偽りない本当の自分で接して来てくれる。
嘘の優しさや偽りはセフレには必要だし、、、私としても、そうしてもらえると嬉しい。線引き出来るから。

それでもハデさんがやっぱり良いの、、、、。

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