シャイニーストッキング
第10章 絡まるストッキング9 美冴とゆかり
256 無双の二人に…
「お墓参りを行くのに、美冴の帰りを待ってんだけど…」
母親からの電話であった…
「アンタ、15日には帰ってくるって言ってたわよね?」
確かに言った…
そして今日は15日の午後1時…
大至急帰れば3時前には戻れる。
「…ごめんなさい、ゆかりさん…」
そういう訳で『夢の国』の魔法は、あっけなく解けてしまった…
「ううん、いいですよ…
この3日間…
すごぉく楽しかったし…
本当に夢の…
魔法の3日間だったわ…」
ゆかりさんはそう微笑みながら、そして少し恥ずかしそうに言ってきた…
「うん、わたしも本当に夢のようだった…
それにゆかりさんと一気に…」
つながり、ひとつになれた…
「あぁ、み、みさえさん…」
そう呟き…
ゆかりさんは声を震わせる。
「あ、そうだ…
今夜…
彼の、大原本部長の家に行っちゃえばぁ…
お素麺持ってさぁ…」
と、わたしは言う。
「えっ、あっ、そ、そうかぁ…」
そう呟き、パァっと明るい顔をする。
「だって、今日はもう帰ってきているんでしょう?」
「うん、そう、帰ってるはず…」
「じゃあ、もう行くしかないわ」
「う、うん…
みさえさん…
あ、ありがとうね…」
すると、ゆかりさんはそう言ってきた…
「え…、そんなぁ、こちらこそですよ」
そう…
これで…
この3日間の…
熱い…
熱く…
蕩けるような…
いや、融けるような…
ビアンの昂ぶりのお陰で…
完全に、わたしとゆかりさんの心の中の間にあった壁が…
無くなった…
いや、解けて、溶けて、融けたのだ…
そして、明日から…
この愛情は、友情へと変わり…
仕事と…
プライベートへと、邁進でき…
『新事業プロジェクト』の成功へと無双状態に走り出していけるはずなのだ…
そしてその成功は…
ゆかりさんの更なる高みへのステップアップ…
そしてわたしの秘かな、新たなる目標への…
礎になるはずなのである。
そう…
明日からのわたしとゆかりさんは…
この3日間を機に…
天下無双の存在になる…
いや…
走り抜けていく…
第15章 絡まるストッキング9
美冴とゆかり
完
「お墓参りを行くのに、美冴の帰りを待ってんだけど…」
母親からの電話であった…
「アンタ、15日には帰ってくるって言ってたわよね?」
確かに言った…
そして今日は15日の午後1時…
大至急帰れば3時前には戻れる。
「…ごめんなさい、ゆかりさん…」
そういう訳で『夢の国』の魔法は、あっけなく解けてしまった…
「ううん、いいですよ…
この3日間…
すごぉく楽しかったし…
本当に夢の…
魔法の3日間だったわ…」
ゆかりさんはそう微笑みながら、そして少し恥ずかしそうに言ってきた…
「うん、わたしも本当に夢のようだった…
それにゆかりさんと一気に…」
つながり、ひとつになれた…
「あぁ、み、みさえさん…」
そう呟き…
ゆかりさんは声を震わせる。
「あ、そうだ…
今夜…
彼の、大原本部長の家に行っちゃえばぁ…
お素麺持ってさぁ…」
と、わたしは言う。
「えっ、あっ、そ、そうかぁ…」
そう呟き、パァっと明るい顔をする。
「だって、今日はもう帰ってきているんでしょう?」
「うん、そう、帰ってるはず…」
「じゃあ、もう行くしかないわ」
「う、うん…
みさえさん…
あ、ありがとうね…」
すると、ゆかりさんはそう言ってきた…
「え…、そんなぁ、こちらこそですよ」
そう…
これで…
この3日間の…
熱い…
熱く…
蕩けるような…
いや、融けるような…
ビアンの昂ぶりのお陰で…
完全に、わたしとゆかりさんの心の中の間にあった壁が…
無くなった…
いや、解けて、溶けて、融けたのだ…
そして、明日から…
この愛情は、友情へと変わり…
仕事と…
プライベートへと、邁進でき…
『新事業プロジェクト』の成功へと無双状態に走り出していけるはずなのだ…
そしてその成功は…
ゆかりさんの更なる高みへのステップアップ…
そしてわたしの秘かな、新たなる目標への…
礎になるはずなのである。
そう…
明日からのわたしとゆかりさんは…
この3日間を機に…
天下無双の存在になる…
いや…
走り抜けていく…
第15章 絡まるストッキング9
美冴とゆかり
完