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シャイニーストッキング

第7章 絡まるストッキング6 和哉と美冴2

 これは実質第12章となります、ご了承下さいませ。
 第6章までのお話しと時系列

 1997年8月10日日曜日
 お盆休み9連休の二日目…
 連休に入り蒼井美冴と武石健太の二人の愛は深まり確実となった。
 あとはお互いの身辺の整理をし完全にフリーとなり、二人で向き合うだけとなる。
 そして蒼井美冴は奥山和哉の執念の想いに導かれ、ついに五年振りの再会を
1997年8月8日深夜に昔のファミレスチェーン店『駒澤大学店』の店員とお客というカタチで果たしたのだ。

 だがその再会は美冴にとって、和哉の執念という単純な想いの強さからの引き合いという訳だけではなく、あの五年前に突然に美冴が関係の終わりを遂げた瞬間から現在に至る迄の必然的な、不思議な流れがある様な感じがしてならないのである。

 そしてその不思議な因果的な流れ、絡まり等を確認し乗り越える為にも、また、それにより和哉の不惑な想いを断ち切ってあげ二人の各々の心の中に存在している時計の五年前からの時間を止める為にも今夜、和哉とちゃんと再会を果たす約束をしたのだ。

 そしていよいよ美冴と和哉の五年間の心の決着がつく章となります。

 果たして二人は、お互いに過去を乗り越え、すっきりと前に進める事ができるのか…

 
 美冴と和哉のこれまでの時系列

 ファミレスでの二人の再会…
 
 1997年8月8日金曜日午前零時半過ぎ
 奥山和哉は駒澤大学4年生22歳

 蒼井美冴は37歳
 ○○商事株式会社新規事業プロジェクト
 『ANL生命保険株式会社
(あんしんネットライフ生命保険)』
 計画準備室勤務
 コールセンター部主任


 5年前の和哉と美冴の禁断の関係…
 1992年8月の同じお盆休み中のひと夏の出来事
(お手数ですが姉妹サイト
『大人の官能小説サイト』
 で、
『シャイニーストッキング』
http://kanno-novel.jp/viewstory/index/21192/?guid=ON
の1ページから47ページ、769ページから890ページ迄を参照として読んで頂けると良く分かります)


当時…
 和哉は高校二年生17歳
 美冴は32歳、結婚時代は斉藤美冴
       離婚後旧姓 蒼井美冴



 ゆっくり、のんびり、お楽しみ頂けますよう、よろしくお願いします。


           悠里




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