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第6章 痴漢の説明

メイクした妹は、兄妹ということを忘れるくらい、可愛かった。

白のソックスに、きれいな脚、短めのスカート、白いシャツ…、そしてメイクした顔に、サラッとした短めの髪。

白いシャツの胸の辺りは、大きく盛り上がっており、男なら必ず目がいくと思われる。

僕がしばらく見とれていると、妹は、

「どうしたの?準備するわよ!」

と言った。

「お兄ちゃん、これ、もう少し中央へ持って来て!吊り革の代わりにするから。」

と言って、部屋の隅にあるぶら下がり健康器を触った。このぶら下がり健康器は、僕が懸垂をするために買ったものだが、最近は使っていない。妹は、

「布団避けないとね!」

と言って、僕のふとんを畳むと、部屋の隅へ移動させた。

僕は、ぶら下がり健康器を中央へ運び、高さをだいたいで調整した。そして、

「高さこんなもんかな?」

と聞くと、妹は、

「もう少し高い方が良いかな?タオル結んで吊り革の代りにするから!あ、タオル忘れた!持ってくるね!」

と言って、部屋を出て行った。

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