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母さんが彼女になるまで…

第1章 僕の母さん

母親の谷間で勃起しそうになるなんて何かの間違いだ。

ただ、あの感じは間違いなく勃起する直前の感覚だった。

そう言えば最近はオナニーをしていない。

(欲求不満ってやつかな?久しぶりにするかな…。)

僕の最初の射精、つまり精通は、小6のときだった。

包茎がどうとか、皮がどうとか、男子だけで雑談をした日の夜、シャワーを当てながらペニスの皮を触っていた。

そのとき、なんとも言えない気持ち良さがペニスに伝わった。

その日からは毎日のようにペニスを触り、皮もすっかり剥けてきたとき、ある事が僕に起こった。

(なんだこれ、めちゃくちゃ気持ちいい…。)

シャワーを当てる強さはは変わらない。

ただ、気持ち良さに負け、長い時間ずっと当てていたら、ペニスというより腰全体がムズムズするような、表現出来ない感覚が襲ってきた。

(なんか、変だ…。おしっこ出そうな、変な感じ…。)

バスルームでおしっこするという失態は出来ないと思いつつも、もうシャワーを止めることが出来なかった。

(あぁ、なんか、これ、もう、で、でるっ!)

「ううっ!!」

その瞬間、何かが出た。

お湯に混ざってすぐ排水溝へ流れたけど、おしっこではないし、感覚も違った。

ずっと出続けるおしっことは違い、いま出たものは何回かに分けて飛び出す感覚だった。

(もしかして、今のが精子?射精?)

その日を境に、僕の入浴時間は10分以上は長くなった。

「ねぇ、まだ入ってるの?最近、お風呂長くない?」

「単語の復習だよ。お風呂だと集中出来て暗記とかしやすいからね。」

「そうなんだ!けど、逆上せちゃうからほどほどにね。」

左手で扱く射精を覚えるまで、僕の入浴学習は続いた。

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