無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

指を恋人繋ぎで絡めながらキスをする。

「んんっ…したからっ…つかれるの…すき…」

息がかかるような至近距離で、湊が誰にも見てほしくない、可愛い顔をする。

「おれもっ…みなとの、エロいかおっ…近くでみるの…興奮するっ…」

「みるなぁ…」
キスで視界を塞ごうとするのも、悪くない。
舌が絡み合う音と、体がぶつかる音が、部屋中に響いている。

愛おしくてたまらなくなって、湊の体を強く抱きしめてみると、小刻みに痙攣しているのが伝わってきた。

「りょぉ…ねぇっ…イキそう…」

「一緒に、イこ…」

湊の抱きしめる力が強くなってきた。体がイク準備をしてると思うと興奮する。

頭がピリピリ痺れて、何も考えられなくなって、ただ快楽だけが登ってきた。

「だめ…イクっ…イっちゃう…」
「出るっ…おれもっ…」

お腹の上に、温かい湊の精液を感じる。

何も言わず、ただお互いを抱きしめあって、呼吸を整えた。