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処女捨場所の、林間学校

第2章 タイムスリップした二人

山本静枝と谷川夏海は顔を、あげて、頭と呼ばれている、竜を見つめた。その妹のサクラも、同じく、見つめた。二人は、はっとしてしまった。
14年間も、生きていて、こんなことは、初めての経験だった。


凛々しくて、勇敢な、顔つきをしていて、もう、魂が、吸い込まれそうになった。

爽快な顔つきに、惚れてしまったのだった。


サクラが、近付いて来て、あなた達は、どこから来たんだい?服も、着ないで、どうしたんだよ、


サクラは、悟ったようで、あたいの、お下がりで、良ければ、貸してやるよ、


家に、来るかい?千葉の九十九里浜は、まだ、肌寒かった。みれば、二人とも鳥肌が、立っていた。



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