テキストサイズ

男同士

第2章 高校生おめでとう





「いやぁ~、まだ若いなぁ。お肌スベスベやで。俺ら もぉオッサンやからうらやましいわ」

みたいなことを
時折体をくねらせながら、皆さん口々に言ってらっしゃった。



たくさんのパツキンの中には 見知った顔もいくつかあった。



「おぅ!章吾。元気しとぉか?」
って感じで声を掛けてくれた人がいて、嬉しかったなぁ、ってのを覚えてる。






兄ちゃんにはたくさん仲間がいるけど、中でもすごく仲が良い、いわゆる親友が2人いた。



それが亮と瞬弥っていう2人。
その2人は何度も会ったことがあったし、向こうも可愛がってくれた。



これから学校が楽しくなりそうだな、と思った矢先だった。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ