テキストサイズ

男同士

第9章 事件










一応、兄ちゃんは専門学校への進学が決まっていた。





事件当時は1月の末で本当に卒業間近だった。





今こんな事件を起こしたら、兄ちゃんは進学できないかもしれない。










そこまで考えた俺は、なんか知らないけどいきなり焦った。


自分でもよく分からないけど。






焦りまくってパニクった。






ヤバい!!ばっかが頭の中でいっぱいだった。















「何しとんねんッ!!
早よ、止めにいかな!!」







俺の腕を掴んで、雄斗が言った。








ストーリーメニュー

TOPTOPへ