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兄と妹~本能のおもむくままに~

第7章 兄と妹の仮面を捨てる


「他の女か…
あいにくとお前が思うほど
俺はモテないんでね」

「そんなことない!
だって、私はお兄ちゃんに
抱いてもらいたくて
いつもウズウズしてるんだもん!」

そう言いながら美穂は
啓司のスーツの上着を脱がした。

「美穂…」

ほんとは俺もお前が…と
語尾を濁しながらも
何を言いたいかわかるだろ?とばかりに

立ち上がると美穂の目の前に
股間を見せつけた。

スラックスを突き破らんばかりに
勃起してテントを張っていた。

啓司は勃起している股間をぐっと突きだした。

それはお前の自由にしていいぞと言う合図だ。


いよいよ二人は
お互いの愛を
確かめ合う時を過ごそうとしていた。

何も言わずに啓司はベルトを外し始める。

ベッド以外に何もない静寂な部屋に
ベルトを外すカチャカチャという音が
響き渡る。

啓司がベルトを外すと、
そこから先は私にやらせてほしいと
美穂が手を差しのべて
スラックスのジッパーを下ろす。


そこからペニスを引き出そうとしたが
勃起しているペニスは
そう簡単には出てこない。

啓司がスラックスのホックを外すと、
あっという間にスラックスは
足元にスルリと落ちた。

トランクスの前を膨らませている
ペニスのシルエットに
美穂は優しく撫で上げた。

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