
🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第13章 再び眠れない
それからは…ほぼ寝ない日々が続いた。
顔色は悪く――――目の下に濃いクマができ…
寝ないようにズーッと立っていた。
二日もすると、体力もなくなり…話す事も出掛けるこもしなくなった。
おばあちゃんが心配して何度か訪ねて来たけど…
「半年後にある試験のために勉強したいから仕事休むね!合格したら復帰するからよろしく!」
と、嘘の予定を告げておいた。
おばあちゃんも皇輝さんもすごく心配しているのはわかるけど…
ど~しても……寝たくなくて――――…
あの悪夢を見たくなくて私は…
逃げた。
――――また、振り出しにもどってしまった。
そして、最後に見た…生け花の前で倒れていた人が皇輝さんだったらと思うと……
震えが止まらず……泣いてしまう。
