🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第3章 歌姫の悪夢
ホテルに向かう道中…LaLa(ララ)の情報が欲しいと言ったのが自分な手前……何故に不機嫌なんだよ!って、問われても困るが…
――――なんか…気分悪いっす!
「///へへへ、不機嫌なん顔も…好みっす!可愛い」
「可愛い、可愛い…言い過ぎです!」
――――もう、耳タコになる!
でも、そう言ってくれるのが皇輝さんだけなんので…本当に“可愛い”かは…さだがじゃないのが………虚しい。
「多分だけど――――…一緒に食事をしていた叔母さんがマネージャーなんだろうけど……あの人が色々とヤバい感じなのかな?」
「あ~…はい、夢では“私にもっと貢げ~!”って吠えてましたから…」
「鬼ババァだな…」
――――言い方…
しかし、その言い方は彼女にはしっくりくるって感じはした。