🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第22章 繋がる違和感
~皇輝side~
夢を…
見た――――――――…
たまたま……未來ちゃんを考えていたら…
じいちゃんの花鋏(はなばさみ)の隣に置いてあったピンクのリボンを手にして布団に入ったのだ。
理由はない――――…
日本一週だか、世界一週だか知らないが未來ちゃんが帰ってくるのを何故か――――当たり前のように待っている自分がいて…
でも、会いたくなる気持ちが…そんな行動を取らせたのだと思う。
一週間…二週間…
未來ちゃんは帰ってこない――――…
いきなり居なくなって…
【気晴らしに旅行に行ってきます】
の連絡だけで……俺たちはなんの疑問もなく…未來ちゃんの旅行を承諾していた。