🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️
第23章 育成ゲームの最高峰
「まぁ、彼女の様子を見に来たって言うのが本筋かな?」
彼女の様子がおかしい――――と、訴えてきたのは黒羽だが…
この様子だと…どうおかしいのか分からない。
「違和感?ガス漏れのアパートの件からなんですけど…。
あと、以前未來ちゃんにタブレットを貸したんですが…花の検索をしていました…」
“花”と聞いて…思い浮かべるのは、俺も黒羽も同じ人物のようだった。
「ボスの暗示で―――アイツの事を忘れているのですが…脳の記憶から完全に消えた訳では無いので…」
黒羽は不安そうにタブレットを操作する未來ちゃんを見る。