テキストサイズ

🕯️🕯️悪夢の神様2🕯️🕯️

第4章 歌姫の秘密と救出!


財産を実家の祖父母に渡すだけ渡し、徐々に縁を切る作戦だ!


祖父母と毒叔母には、これ以上の要求はしないと一筆書かせ――――これからLaLa(ララ)が受けとる印税や細かい収益に対して要求しない事を約束させた。


留学は無期限――――…


LaLa(ララ)が実家に帰ることは二度とないと…言うことだ。



一ヶ月後――――…



やっとLaLa(ララ)の件が片付き、平穏な日常が戻った。



「もっと、怒り狂って引退なんかさせない!って、暴れるかと思ったのに…案外、アッサリ引き下がってくれましたね…あの叔母さん…」


「確かに~…でもさぁ~、あの金額を祖父母に置いていったんだ……今後稼げないって思ったら、祖父母からあの金をもらい続けた方が特だと思ったんだろ?」


俺と未來ちゃんは開店前の店の準備をしながら先日髪を切り、本来の男の子の姿に戻ったLaLa(ララ)こと吉良 宗性(きら そうしょう)の話をしていた。


もろもろの手続きで走り回っていたのは、宗性と月子さん…それと、弁護士さんで…俺と未來ちゃんはぶっちゃけ……何もしていない。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ