ペニクリを愛して
第3章 尻ま○こ
『甘い!なんて甘いの…』
私はもっと欲しいと言わんばかりに
冴子さんの唇を求めていました。
冴子さんのルージュがとれてしまうほど
私たちは激しいディープキスをしました。
冴子さんは私の唇だけでなく
頬や鼻先を舐めてくれたので、
私も同じように
冴子さんの顔中を舐め回しました。
舌先にチリチリとした痛みを感じたのは
冴子さんのお髭が
少し伸びてきていたからでした。
「舐め回してメイクを剥がされたら、
私、男になっちゃうわよ」
戻って!男に戻って私を
めちゃくちゃにしてほしい…
そんな私の願いを聞き入れるかのように
冴子さんはウィッグを取り、
つけまつげを外して
クレンジングで
メイクを落としてくれたのです。
「京子…ベッドへ行こうね」
ああ…ついに私は念願の
男性に抱いてもらえるのだと
夢遊病者のように冴子さんに手を引かれて
ベッドへ崩れ落ちたのです。