短編 姉と弟 世界で一番身近な女
第3章 姉との入浴
「いいじゃん、姉弟なんだしさ~~、
それによく一緒にお風呂に入ったじゃん」
「そ、それは子どもの時の話だろ!!」
大介は見てしまった…
成熟した姉の裸体を…
それとともに自分も
姉に裸を見られているということだ!
大介はバスタブの中で
あわてて股間を手で隠した。
「あら、真っ赤になっちゃって~
かわゆいんらからぁ~」
湯のぬくもりが
紗希の酔いをさらに加速させていた。
次第に睡魔とともに
口調も呂律が回らなくなってきていた。
赤い顔をしてるとからかう紗希の顔も
程よい桜色に染まっていた。
「かわゆい大ちゃん♪
食べちゃいたいぐらいよ~」
酔っ払いの紗希にいたずら心が芽生えた。
不意に大介の耳に紗希がかぶりついた。
甘噛みなどではなく、
かなり真剣に
歯を立ててかぶりついたのだから
大介にしてみればたまったものではなかった。
「痛え!!姉ちゃん!何するんだよ!
真剣に怒るぞ!!」
声を荒らげてみたが、
勃起したペニスを
手で隠しながらの姿は滑稽であった。