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もう推しとは言えない *番外編更新中

第22章 番外編 あなたと繋がる夜



ズルいよぉ…。
どうしてそんなに色気があるの?私にも分けて欲しい。


「っ…さ、澤畠先生はいつも何時に寝るんですか?」

「私は…眠くなったら寝ます。眠ければ、寝ちゃって大丈夫ですよ。というか、椎名さんの家ですしね、ここ。」

「あ、私は…いつも大体23:30とかなので…まだ全然眠くは無いです。」


というか、澤畠先生がかっこよすぎて目が覚めてしまうよ…。
どうしよう…、テレビつけようかな?


「先生、少しテレビつけても良いですか?」

「どうぞ。」


テレビ見るなんて久しぶりですな、と澤畠先生。
そういえば…バレンタインのとき、澤畠先生の家に行ったけど、テレビとかなかったかも。

なんなら…冷蔵庫とか、家電系見当たらなかったんだけど…普段どうやって生活してるんだろうか、この人。

そんなことを思いながらテレビをつけると、運が良いのか悪いのか…。
何かの恋愛ドラマなのだろう、ロマンチックな演出がされてて、キスシーンの真っ最中だった。

澤畠先生もいる時に…何でこれが。
チラッと澤畠先生を思わず見てしまうと、先生もこっちを見ていて、目が合う。

(あ、どうしよう…目、逸らせない…)

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