白い飛沫(しぶき) ~初恋物語~
第10章 順也と理恵 それぞれの歩む道
「えっ!?・・・順也まさか・・・
中に出したの?・・・」
香織が痛みを忘れて驚愕する。
次の瞬間、僕も思考が現実に引き戻された。
「うわあ~っ!どうしよう!
中に出しちまった!!」
「いいのよ・・・
順也が気持ちよかったんならそれでいいの。
後悔していないわ」
白濁の液が香織の股間から流れ出す。
処女の証と混ざり合い、
桜色の液となってシーツを染め上げた。
「万が一…
万が一にでも妊娠したら
僕、ちゃんと責任を取るから」
若干高校一年生の洟垂れ坊主に
何をどう責任を取れるのか考えもしないで
ムードに流されて僕は適当な事を言った。
「ありがとう・・・
そう言ってくれるだけで嬉しいわ」
ローストバージンの痛みの時に
流した涙とはまた別の涙が
香織の瞳からこぼれた。
「ねっ・・・
も一回しよ」
香織がロストバージンで汚れた僕のペニスを
強く握ってきた。
すでに僕のジュニアは準備万端になっている。
「もう一回だけ?」
朝まで何発でも出来そうな気がした。