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先生のおたのしみ

第2章 高橋麻由香

学校のチャイムが鳴る。
夕陽が沈み始めている。


部活動の終わった生徒が帰り、俺は戸締りの見回り当番をしている。


教室ひとつひとつをチェックする。


2-B


中でカタ、と物音が聞こえる。


「まだ誰がいるのか?」


教室のドアを開く。


中には女子生徒がひとり。
ストレートの黒髪。
薄化粧の清楚な容姿。
細長い手足。


高橋麻由香。


成績優秀で、おとなしい性格。
1週間ほど前、告白してきた生徒だ。
もちろん丁重に断ったが。


麻由香は、入ってきた俺を見て、ビクリと体を震わせる。


「何してる?いや、ナニしてるんだ?麻由香」
「先生……」


麻由香は席に座っている。
しかし、制服は乱れている。
パンツは太ももにずれ、ブラも外れている。
手は自身の胸と脚の間にある。


何をしていたかは一目瞭然だ。


「はぁ、呆れた、本当にするとは、イケナイ生徒だな」
「先生っ、待って……ました」


そう、告白してきたこの少女に俺は、教室でのオナニーを要求していたのだ。


怖かったのだろう、微かに震えている。


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