恋人は社長令嬢
第3章 恋愛に年の差なんて
「梨々香。」
「なあに?那々姉。」
「何が欲しいの?」
「え?」
梨々香は、まつげぱっちりの目を、丸くした。
「あんたが機嫌いい時って、何かをねだる時だけだもの。」
那々香は先手を打った。
「やだなぁ、那々姉。そんなんじゃないよ。」
「じゃあ、何なの?」
「まあまあ、そうだな……強いて言えば、欲しいモノを手に入れたから?」
「欲しいモノ?」
「言ったよね、那々姉。私が好きな人を彼氏にしたら、報告してって。」
「…それって……」
「そう。付き合う事になったの。」
梨々香は得意げな顔をした。
「それは、それは…」
「ん?」
「相手の人にとっては、ご愁傷様な事ね。」
「ふふ…そうでしょ?って、何でよ!!」
机を思いっきり叩くところを見ると、いつもの梨々香に戻ってきたようだ。
「なあに?那々姉。」
「何が欲しいの?」
「え?」
梨々香は、まつげぱっちりの目を、丸くした。
「あんたが機嫌いい時って、何かをねだる時だけだもの。」
那々香は先手を打った。
「やだなぁ、那々姉。そんなんじゃないよ。」
「じゃあ、何なの?」
「まあまあ、そうだな……強いて言えば、欲しいモノを手に入れたから?」
「欲しいモノ?」
「言ったよね、那々姉。私が好きな人を彼氏にしたら、報告してって。」
「…それって……」
「そう。付き合う事になったの。」
梨々香は得意げな顔をした。
「それは、それは…」
「ん?」
「相手の人にとっては、ご愁傷様な事ね。」
「ふふ…そうでしょ?って、何でよ!!」
机を思いっきり叩くところを見ると、いつもの梨々香に戻ってきたようだ。