👿サディステック👼エンジェル
第7章 24時間愛してあげる
「///変なこと…言う……」
『フッ…なに――――そのイヤらしい言い方…』
スマホを耳にあてると…一番近くで矢先の声を感じる。
『ねぇ――――もう、股間触ってるの?』
「///――――ズボンの上から…だけど…」
触ってないと言えば……こんな変なやり取りにならないのに…俺は素直に触っていることを告げる。
『固さは?――――もう…バリカタ?』
「///バリカタ……手前…でも――――――――…もう…バリカタ…になった…』
電話でそんな会話をするなんて――――…ぶっちゃけ…今までなかった。
出会い系で知り合った、その夜限りの男とは……こんな甘いやり取りするわけがない。
会って、ヤッて――――別れる。
リピートなんて…そもそも、求めてないしそう言う電話なんて不要だった。
恋人がいた――――…って…事はないから…
『なんか――――…ハァハァって息使いを聞かされてるって感じだよ…///悠……まだ、直接触っちゃダメだよ?』
「えっ!?――――もう…直接…触りたい…」
『ダメだよ――――…俺の声をちゃんと聞いて……もっと上手に鳴かないと……ね?』
――――クソッ!絶妙すぎる!
こいつは、虐めるのが得意だ!つ~か、上手い!
俺の性癖にドンピシャな甘く辛い言葉攻めをしてくる。