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中イキするまで犯され地獄に堕ちていく

第18章 【新しく引き取られた家で調教されていく姉妹】








養護児童施設で育った姉妹は中学生と高校生になっていた。
二十歳になるまで過ごすものだと思っていたが引き取りたいと申し出てきた家族が居た。
何度か面接面談を経て、私たち姉妹は新しい家族の元へ養子縁組を結び里親が出来た。
とても優しくて夢のようなご夫婦。
会社経営もしていて子供を諦めていたが50代と歳も歳なので小さな子を育てる気力もないと私たちが選ばれたみたいだ。




「たくさん食べてね」と料理上手なお母さん。
「習い事したいなら遠慮なくするんだよ」と優しいお父さん。
そして、引き取られてからわかったことだが、祖父も同居していて同じ食卓を囲んでいた。
「新しい学校はどうだ?楽しんでるかい?」と私たちを気遣ってくれるお爺ちゃん。




慣れるまでは緊張していたが自然と笑えるくらいになってきた。
たくさんのモノを与えてもらい感謝しかなかった。
何不自由ない生活が突然降ってきて戸惑いも。
私たちのどこが良かったのか、なんて怖くて聞けなかった。
勉強頑張ってきて良かった。
勉強しかなかったから。
自分の価値なんて底辺だとずっと思っていた。
それを見つけてくださって、拾ってくださって、施設の職員たちも安心して私たちを送り出したに違いない。




数ヶ月に一度、職員による家庭訪問があり、近況報告するのだ。
私たちも、里親も面談というモニタリングがある。
一度目のモニタリングも難なくクリアして幸せ一杯だと口にした。
そんな幸せもモニタリングが終われば諸共崩れるとは誰が想像しただろう。




夜、家族全員が寝静まった後。
中学生だった私は「ハァハァ」という誰かの声で目を覚ました。
同じ部屋で寝ている姉のベッド上に人影が見える。
暗くてよく見えないが確実に影が動いている。
目を凝らして見るとゾッとした。




お姉ちゃんはうつ伏せにされ、その上を覆い被さるようにして乗っているのは祖父だった。
小さい声が聞こえてくる。




「ハァハァ、誰にも内緒だよ?今の生活失いたくないよなぁ?嫌がれば妹も同じ目に遭うぞ?聞き分けの良いお姉ちゃんだ、わかるな?大人しくお爺ちゃんに従いなさい」




そう言われて動けないお姉ちゃんは口の中に何かを入れられ喋れない状態だった。
ここで私が気付いて起きたらどうなるの?
私も同じ目に遭うって何?








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