中イキするまで犯され地獄に堕ちていく
第7章 【逆らえなくて僕はイジメる相手に家族を売った…】
「も、もう許してください……お金、もうないです」
「はぁ?お前、誰に向かって喋ってんだよ、犬だろ?ほら、ワンワン!って鳴けよ、おらぁ!」
金髪で喧嘩の強い男は土下座してる僕の首根っこを掴んで恐喝している。
高校に入ってすぐ目をつけられて、パシリは当たり前のこと、人前で上手く話せない僕は不良グループから上手いようにこき使われていた。
最初にカツアゲされてお金を出しちゃったことが運の尽きだったと思う。
でも怖くて逆らえなくて、自分の身を守るには出すしかなくて。
だって喧嘩したら絶対勝てない相手だから。
数々の喧嘩で相手を負かしてきたのを間近で見ていた。
病院送りにされるのはごめんだ。
少年院にも何度かお世話になったらしいって噂でも聞いている。
結局、僕は震えながら「ワンワン」と鳴いて金髪男が率いる不良グループにケタケタと笑われて、お腹に一発食らわされてみぞおちに入った僕は暫く起き上がれないでいた。
「おい、今度の土曜日空けとけよ」と言われゾッとした。
学校以外でも拘束されるのかと思うと本気で震え上がる。
なにも、僕の知らない不良グループの頂点である人が少年院から出てくると言う。
「久しぶりのシャバだからな、おそらく一番にされたいことと言えばアレだろ、おい、お前、女用意出来るか?」
「えぇっ!?そんな、出来ないです、女のコの友達も居ないですし」
それは本当だった。
とにかく不細工でモテない僕。
高校デビューすら出来なかった。
クラスの子たちからも気持ち悪いって思われてるはず。
「何だよ、使えねぇな、とりあえず片っ端から声掛けて女用意してこい、不細工だったら許さねぇぞ、アニキは小柄な女が好きだからな」
「そんな事言われても出来ないものは出来ません……僕はお金を用意するしか」
「バーカ、素人が一番抜けんだろ、用意出来ねぇんだったら家族でも何でも使えや、妹とか居ねぇのかよ」
「えっ!?妹!?」
「何だ、居るんじゃねぇかよ、家族構成は?」
「………姉と、妹が」
「だったらコレ飲ませて眠らせろ、土曜日、お前の家行くからヘマしたらわかってるだろうな?」
「ひっ…!」
無理やり瓶に入った薬を持たされた。