I‘m yours forever
第6章 どの道、美月は愛される
「ッ.....んっ....アァ..........。」
M字に大きく足を開くと、片胸は乳頭をこねくり回し、もう片方はローションで浸した指を膣内へと挿入する。1本ずつ指を増やし、トータルで3本の指がすんなり入った事を確認すると、私はピンクのバイブをすっかりヌルヌルになった秘部に少しずつ入れていく。
その時、肩からかけていた黎一の背広から、柔軟剤と彼が愛用しているオーデコロンの匂いが香った。
たったそれだけの事が一気に私の興奮を煽った。
「黎一さぁん...アッ....黎一さん」
譫言のように彼の名前を呼び続けながら、彼の男根の代わりに無機物な玩具で自分のイイところを攻める。
違う....全然、違う。
彼のペニスはもっと長くて太くて、何より生命力に満ちてるの。
これは所詮..........嫌だわ私、そんな事考えてたら、いつまで経ってもイケないのに。
私は冷静になりかけた頭を左右に降った。
”美月“
ふと、彼の鼻にかかった声が私の脳裏を過る。
ああ、彼はこういう時に何と言うだろう。
はしたない私の姿を見て、何と言葉攻めをするだろう。
“物欲しそうにヒクつかせているな。欲しいのか?欲しいなら腰を浮かせて足を広げろ。出来るだろう、美月。”
妄想に駆られた私は、彼の声を脳内に響かせながらコクリと頷く。
”良い子だ。お前に褒美を与えよう。“
少し爪先立ちになって、妄想上の彼の言葉通りに行動した私の脳内を再び彼の美声が支配する。
「アッ゛、ダメェ、ア゛、アッ、乱暴に、しな、いでェ!アッ、あぁ!イック!もうダメェ!黎一さん、ヤッ、ア゛!」
目を瞑り、彼との激しいピストン運動を想像しながら、振動を最大にしたピンクバイブを一番感じる奥へと侵入させる。
「黎一さ、黎一さぁん、ア゛、イック、イックぅ、アッ、あぁ゛、ああああああああッ」
彼の名前を呼び、頭の中で繰り広げた、いやらしい妄想に浸った末、思いっきりナカにバイブを突き入れた私は悲鳴に近い嬌声を上げながら果てる。
半分は脳でイッた感覚がある私の身体は少しスッキリした感覚があった。
これを何回か繰り返せば収まりそう。
黎一さんの背広、あって良かった。
汚さないように気をつけよう。