I‘m yours forever
第6章 どの道、美月は愛される
「アッ゛、ヤァ゛、ご主人、様ぁ゛、イック゛」
毒々しいショッキングピンクのバイブが眼前に現れる。電動歯ブラシのような見た目だ。その綿棒のように細い先端部分を刺激によって大きくなった私のクリトリスに押し付ける。
「ア゛、ッアッ゛、やあああああああ゛!」
その細い先端部分が円を描くように旋回し始めた瞬間、私の顔が仰け反る。クリトリスにピンポイントで刺激が走ったのだ。顔をのけ反らせ、快感でピクンピクンと身体が動く度に、チャリンチャリンと可愛らしい鈴の音がなる。
「アッ゛!.......ア゛、ダメェ゛!ダメェダメェダメェ゛ああああああ゛ッ!!!!」
持ち手を反対側にして、ご主人様はシリコン性のバイブ本体を私のバギナへと挿入する。
「ア゛、ああああああああ゛、ご、ご主人様ので、イきた、あああああん゛」
秘部から奥のポルチオ部分まで満遍なく伝わっていく快感に溺れる。玩具で攻められれば、攻められる程、ご主人様の立派な男根に突かれたいと思うのだった。
完全にご主人様に身体を後ろに預け、寄りかかっていると、お尻に勃起したご主人様のペニスを感じて、もどかしくなった。
「アッ゛、イクゥ゛、けど、
なんか出ちゃ、やあああ゛ん」
「出せ」
「ヤァだ、恥ずかじ、まぁ゛って、
んあぁ゛、待って゛ぇ、いっぢゃ゛」
「出せよ。」
吐息混じりなご主人様の声が鼓膜に響き、肉厚な舌でベロっと耳朶を舐められた瞬間、尿意と快感による強烈な開放感を同時に味わいながら、絶叫に近い嬌声を上げる。私から勢いよく飛び出した無色透明な液体が、バスタオルだけでなくスタンドミラーにも降りかかったのだった。