I‘m yours forever
第5章 美月は何も知らなかった 後編
「なんか昔の高身長、高学歴、高収入が変化した版...みたいな。」
「ああ〜バブル期は確かに3kがモテたな。あ、ちなみに3平知ってるか?平成突入時のモテ条件だ。」
「んー....🤔な、何でしょう😅ぜ、全然分からないです。」
「平均的な収入、平凡な外見、平穏な性格らしい。」
「贅沢はしなくていいから平凡な暮らしがしたいって事ですかね?」
「そうそう。まあ今じゃそれも稀少だから三低なんて出てきたんだろう。男と経済が変わらねえと、晩婚化と未婚化は進行するだけだな。あー....話ズレたな。つまりだ、アイツが時代遅れじゃなくて良かったって事だよ。どう見ても3低って感じじゃねえからさ。」
「基本低姿勢というか、私への気遣いが凄いです。家事も分担しようって彼から言ってきて、洗濯は各自ですが、料理は私で掃除は彼が担当しているんです。無論、自室は自分でって話でしたし、彼綺麗好きらしいんですけど、この家広いので彼に任せてしまうのが少々申し訳ない気も...。」
「結果的にアイツがこの家選んだわけだし、いいだろ別に。いい運動にもなるって👍逆に片付けろって言ってきそうなのが煩え部分だな。」
「そういった事は一度も無いです。彼、基本怒らないですし小言も言いません。本当優しい人です。」
「なら良いけどさ...そう言えば、今日黎一が言ってたけど、料理上手なんだってな?居酒屋の飯食うより、妻の手料理が食いたいってアイツ何遍も言っててさ。んじゃ、今度家に招けやって言ったら、即答で嫌だとよ😂器の小せえ男😂」
「あの....料理の腕前は普通だと思うんですけど....。」
「またまた〜謙遜しちゃって。特に生姜焼きと煮物が絶品らしいじゃねえか。はぁ〜俺も食いてぇ。」