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主治医との結婚生活

第19章 野望

奏真さんに 冷酒を飲まされて

私の体は 火照り、
手を引き 前を歩く奏真さんを 欲し始める。


はぁ… 奏真さんを 食べたい ♡ 
奏真さんを 襲いたい…!
奏真さんの 淫らな姿が見たい… !!


積年の野望を
今日こそ 果たせるだろうか…


私は 妙な緊張感を感じ始める。

奏真さんは 私が攻めるのを 
あまり 喜んでくれない。

誘われるのは 嬉しいけど、
あくまで 自分が襲いたい と言う…。

でも…
私だって たまには襲いたい時だって ある。

特に お酒が入ったこういう時は…



部屋に 着くと
私はすぐに行動に移した。

「そうま… さん…」

奏真さんに抱きついて 壁に追い込むと
キスをせがむ。

「明花… 」

奏真さんの左手を絡めて 拘束…。
何度もキスを重ねて
奏真さんの意識を キスに向けさせる。

私は反対側の手で 自分の浴衣の帯を解き、
直ぐ様 奏真さんの右手首を捕まえて
左手と合わせると
ぎゅっと 1つに結んだ。

コレが外れてしまったら
一気に主導権を奪還されてしまう。

手早く かつ 慎重に…
看護師時代の教えを思い出し、
しっかり しっかり 結ぶ。

「…え?」

奏真さんが驚いている隙に 奏真さんを押し倒す。

馬乗りになった私は 奏真さんの浴衣の帯を解いて 
その帯で 目隠しする。


「明花…?!」

慌てる 奏真さんを 見下ろす。


ヤバい… マズい…
興奮する… !

ああ… 奏真さんが…!
目隠しされて 両手を縛られて… 
はだけた浴衣 で …

なんて 淫らな姿なの…

ゴクッ と 生唾を飲む。

堪らない…!
普段の私だったら 絶対に出来ない…!

「こら! 明花ちゃん! 止めなさい…!」

慌てる奏真さんの 言葉を無視して 

私は 1度 立ち上がって 
冷蔵庫内の 缶ビールを煽る。

お酒が 足りない… !
勢いをつけないと… 
奏真さんを 最後まで襲えない…!


プシュッ と缶を開ける音で
奏真さんは 更に 慌てた声を出す。


「そうまさん にも あげるね ?」

口移しで 奏真さんの口内にビールを流し込む。

「んんっ !?!」 

奏真さんの反応に構わずに 
私は 拘束した両手を 頭の上で押さえ付けた。


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