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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第26章 誓い

おじさまは私と向かい合って立ち、顔を覆っていたベールをめくりあげて微笑んだ。

私たちはどちらからともなく唇を寄せ合った。

長く唇を触れ合わせる接吻。

惜しいような気持ちで唇を離して見つめ合った。

「私たちの愛は、永遠よ、おじさま…約束して?」

「ずいぶん大人になったね」

「おじさまは大人になってしまった私のこと、いやかしら?」

私はたっぷりとしたドレスの裾を抱きかかえてめくった。

白いレースの、太ももの付け根までの長さのガーターストッキングとガーターベルト。

同じく総レースで地肌が透けて見える、ソングと呼ばれる布地の細いショーツをあらわにした。

「おじさま、ここにキスを」

白いハイヒールを履いた足をわずかに開くと、おじさまは私の前にひざまずき、総レースに覆われた恥部に接吻した。

ドレスの裾を両腕からばさりと落とすと、おじさまの姿はすっぽりとドレスの中に隠れた。

ショーツのクロッチをずらされるのがわかる。

恥丘を指先で開かれ、花蕾を柔らかく愛撫され、体がびくんと跳ねた。

「うっ…おじさま」

ぬるりと熱く滑らかな舌が花蕾を包み込み、指が裂け目を分け入って、内側をぬちぬちと愛撫する。

「はあっ」

重いロングドレスを纏って刺激に耐えて震えていた私は、こらえきれずに、ひざをわなわなさせながらソファに手をかけた。

ドレスの中を、私とおじさまが放つ淫靡な湿気が、満たしていく。

「はあっ、おじさま」

指で、舌で、秘所をたっぷりと愛でられうるうち、乳房が熱を持って愛撫を待ちわびていることに気づく。

天井を仰いだ顔が、自然にうっとりとほほ笑んでしまう。

「ああああっ、おじさま…おねがい。お顔を見せて…抱きしめて」

おじさまは息を荒げてドレスの裾から立ち上がった。乱れた髪は、一層おじさまの色香を匂い立たせた。


私は肩のレースををずりおろし、腰からドレスをすとんと床に落とした。

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