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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第32章 妊娠

結婚を機に専業主婦になっていた私は、妊娠はしたけれどできる限りの家事は自分でしようと決め、香さんに来てもらうのを週3日に減らした。

大学に通う遥人さんを送り出した後、掃除洗濯のほか、塩分や脂肪分を控えめにしたレシピに従って食事を作ったり、生まれてくる赤ちゃんのためにかぎ針編みに挑戦したりした。

おじさまは日中、仕事の合間を縫って会いに来てくれていた。


安定期を迎え、家事も十分自分でこなせるようになったころ、いつものようにおじさまが昼食を兼ねて部屋にやってきた。

「今日は、約束のマッサージをしようか。黎佳、ソファに座って」

おじさまはジャケットを脱ぐと袖をまくり、指輪と腕時計をローテーブルに置くと、白いコットンのゆったりしたワンピースのボタンを外し、ブラのフロントホックを外した。

そのころの私の乳房は一段とハリを増して、重たくなっていた。

両手で持ち上げるようにしたあと、先端に向かってさする。おじさまの温度の高い手の中で、こわばった乳房が緩む心地がした。

「痛くないか?」

「ううん。きもちいい」

乳房に青筋が立っている。母乳を作るために血液が流れ込んでいるのだろうか。


しばらくおじさまにもまれていると、案の定、私の秘所は湿り気を帯びておじさまを欲しがり始めてしまう。

「おじさま?普通の気持ちではいられない」

「そんな可愛いこといわれたら、私だって我慢できないよ」

おじさまは言って、ワンピースの裾をめくりショーツを下ろした。

「足、開いて」

言われるがままに両足をソファに上げ、Мの字になって花弁を突き出した。

おじさまは両手で乳房を捏ねながら、二枚の花びらのあわいに舌を這わせた。

腰が浮いてしまう。

「あんっ…おじさま…」

熱い舌が花びらをかき分け、なぶり、溶かしていく。

おじさまの手の中で、ぎんっ…と体の内側が躍動するような感覚とともに乳首が起立し、お尻の割れ目には、温かい蜜がつぎつぎに伝い落ちているのが分かる。

ソファがぬれ、お尻の皮膚がひたひたと皮張りの上を滑った。

「おじさま…ちょうだい」

「それは…だめだ」

おじさまは丸く膨らんだお腹を愛おしそうに撫でて言った。

「大丈夫よ、お医者さまはもう大丈夫だっておっしゃったわ」

「本当かい」

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