
孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す
第32章 妊娠
そんなとき、おじさまが尋ねてきた。
「黎佳はグレープフルーツなら食べられると聞いて」
リビングのテーブルの上で、おじさまは持ってきた箱を開けた。
淡い黄色に輝くグレープフルーツのゼリーが並んでいた。
「おじさま。うれしい。ありがとう。いつも美味しくない味の唾液が出続けている感じなの。グレープフルーツの味がそれを紛らわせてくれるの」
「悪阻はいろいろと不思議なことが起きるんだね」
ソファに座ったおじさまの隣に腰かけ、まだ平らなお腹に手のひらを当てた。
「ええ。でもおなかの赤ちゃんが育っていると思えば辛くはないわ」
「強いな黎佳は」
そう言っておじさまは眩しいものを見るような目で私を見つめた。
「遥人は?」
「勉強部屋で論文を読んでいるわ…ん」
おじさまは急に身を乗り出して私の唇を塞いぎ、舌を差し入れてまさぐり、唾液をすくうようにして啜った。
「僕にとってはいつもの黎佳の味だ。おいしいよ」
そういって額にキスした。
「おじさま、遥人さんが来たらどうするの」
「しっ」
おじさまは唇の前で指を立て、服の上から私の乳房を手のひらで包む。
(だめっ)
おじさまから離れようとしても、背もたれに押し付けられて動けない。
(大丈夫だよ)
顔を近付け合って囁きあううち、甘い空気が私たちを包んでいく。
おじさまは私のニットをめくりあげ、ブラのカップをずり下ろした。
(恥ずかしい。妊娠のせいで黒ずんで…)
(しっ)
こんどは私の唇に指をあてた。
下から押し上げるように乳房を揉み、両脇から寄せる。
手のひらを使って軽く挟むようにし乳首を尖らせ、口に含んだ。
(おじさま、そのくらいにしてお願い)
私は慌ててニットを下ろし、おじさまの手を掴んだ。
「おじさまにお願いがあるの…こんど乳腺マッサージして。母乳の通り道を開通させるために、おっぱいを揉むの」
「もちろん、いいよ。いつでも言いなさい」
おじさまはおでこにキスをすると立ち上がった。
「遥人に声をかけてから帰るよ」
おじさまは遥人の勉強部屋でしばらくおしゃべりした後、部屋を出て行った。
熱くなった乳首はしばらく硬く尖ったままだった。
「黎佳はグレープフルーツなら食べられると聞いて」
リビングのテーブルの上で、おじさまは持ってきた箱を開けた。
淡い黄色に輝くグレープフルーツのゼリーが並んでいた。
「おじさま。うれしい。ありがとう。いつも美味しくない味の唾液が出続けている感じなの。グレープフルーツの味がそれを紛らわせてくれるの」
「悪阻はいろいろと不思議なことが起きるんだね」
ソファに座ったおじさまの隣に腰かけ、まだ平らなお腹に手のひらを当てた。
「ええ。でもおなかの赤ちゃんが育っていると思えば辛くはないわ」
「強いな黎佳は」
そう言っておじさまは眩しいものを見るような目で私を見つめた。
「遥人は?」
「勉強部屋で論文を読んでいるわ…ん」
おじさまは急に身を乗り出して私の唇を塞いぎ、舌を差し入れてまさぐり、唾液をすくうようにして啜った。
「僕にとってはいつもの黎佳の味だ。おいしいよ」
そういって額にキスした。
「おじさま、遥人さんが来たらどうするの」
「しっ」
おじさまは唇の前で指を立て、服の上から私の乳房を手のひらで包む。
(だめっ)
おじさまから離れようとしても、背もたれに押し付けられて動けない。
(大丈夫だよ)
顔を近付け合って囁きあううち、甘い空気が私たちを包んでいく。
おじさまは私のニットをめくりあげ、ブラのカップをずり下ろした。
(恥ずかしい。妊娠のせいで黒ずんで…)
(しっ)
こんどは私の唇に指をあてた。
下から押し上げるように乳房を揉み、両脇から寄せる。
手のひらを使って軽く挟むようにし乳首を尖らせ、口に含んだ。
(おじさま、そのくらいにしてお願い)
私は慌ててニットを下ろし、おじさまの手を掴んだ。
「おじさまにお願いがあるの…こんど乳腺マッサージして。母乳の通り道を開通させるために、おっぱいを揉むの」
「もちろん、いいよ。いつでも言いなさい」
おじさまはおでこにキスをすると立ち上がった。
「遥人に声をかけてから帰るよ」
おじさまは遥人の勉強部屋でしばらくおしゃべりした後、部屋を出て行った。
熱くなった乳首はしばらく硬く尖ったままだった。
