テキストサイズ

孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第37章 指

甘いキスを交わしながら、指先で溝に愛撫を受けるうち、体が湿り気を帯びて柔らかくしなった。

久しぶりの愛撫に、体の芯が震える。

「あぁ…」

唇と唇の隙間から吐息が零れてしまう。

おじさまの指がショーツの下に滑り込む。もう濡れているふくらみが、ぬちぬちとおじさまの指の動きで形を変えた。

「黎佳…色香が匂い立つ」

舌を絡めあいながらおじさまが囁く。

ショーツを足から抜き取る。おじさまは二本の指を使ってやわやわと恥丘のふくらみを揉み、溝から蜜をあふれさせた。

くちくちと粘り気をはらんだ音で奥の蕾が愛撫をねだる。私は両足を広げ、指先で股間の肉を開いた。

おじさまは、求めるように突き出た私の花びらを開いて、二本の指を薄紅色のぬかるみに沈ませた。

「んあっ」

腰がひくっと応え、肩がくねる。

おじさまの指はしなやかに内側の襞を甘く弾いた。

「あんっ…あんっ…」

指の抜き差しに合わせて腰が上下する。おいしいおいしいとキャンディをしゃぶるみたいに膣がおじさまを咥えこむ。

「あっ…おじ…さま…」

くちゅくちゅと唇を味わいあいながら、熱くなった膣壁でおじさまの指を包み込む。裂け目から水気のある音がして、愛液が激しく流れ出ているのを伝えた。

おじさまの指はゆったりと私の中をまさぐり、内側を丹念に揉むように手を揺らした。

膣全体がもまれると同時に、指の付け根で花蕾を圧迫してゆすられて、じわじわと痺れるような快感が秘所から全身に伝わり、乳首を起たせた。乳房が熱い。

わきの下のあたりから先端の尖りにむかって血流が押し流される感覚。私は胸元を自分で剥いで乳房をむき出しにした。

乳房は怒るように突き立ち、おじさまにぬちゃぬちゃにされた割れ目もおじさまの指で肉がめくれ上がるほど抜き差しされて、いやらしく充血している。

「ああっ、いく」

私は腰を浮かせた。

「いく、いくいくいくいく…」

はあっ、息を震わせて高く腰を掲げる。

ぶしゃっとしぶきを吹くと同時に、乳首からも白い液体がたらたらこぼれ出た。体中をおじさまへの愛がほとばしる。

「あいしてるわ…あいしてるわ」

喘ぎながら全身を濡らした。

ぐっしょりになった私は、濡れて色濃く染め上げられたブルーのリネンの上で力尽きた。

「かわいい黎佳」

おじさまは汗に濡れた私の頬をなで、優しいキスを落とした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ