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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第43章 花芽・2

=Reika=

しばらく海沿いを走り、やがて海に面して建つ白い瀟洒な建物の前で止まった。

磨き抜かれたガラス扉も、青いタイルも美しいそのホテルのロビーを、浅木さんは私の手を引いて歩いた。

素早くチェックインし、エレベーターに引き入れる。

ガラス張りのかごからは、海面が見る間に遠ざかるのが見えた。

テラスから海が見える部屋の、白いベッドに座らされ、横に座った浅木さんは、私の頬を撫でた。

私は彼の胸に体をもたせかけた。


「あなたのおじさまは、どんなふうにあなたを愛したんですか」

「優しかったわ…すごく」

浅木さんは私を横たえ、腕で頭を支えるようにして横に寝そべった。

小さなころ、私が寝るまで添い寝してくれたおじさまと同じポーズだった。



ふと、浅木さんは仰向けの私の目を手のひらで覆い、唇を重ねた。

柔らかく優しく触れた後、思い出してみてください、と囁いて、ゆっくりと唇の間に舌を差し入れた。

視界を遮られた私は、おじさまの感触を追い求めながら、浅木さんの舌と自分の舌を唾液で溶け合わすように絡めた。

深く体が沈み込んでいくほどに接吻に没入した後、浅木さんは、私の体を起こして座らせた。

ブルーのストライプのハンカチが視界を覆った。瞬間、まぶたに当てられ、頭の後ろで結ばれた。

浅木さんはそのまま指を背中に滑らせ、ワンピースのファスナーをつまんで下げると、コットンのフレンチスリーブを肩から滑り下ろした。

ブラとショーツ、ストッキングだけを纏った私を、浅木さんがじっと見つめているのを感じる。

背中を這う視線に、羽毛で肌を愛撫されるような錯覚を引き起こされ、体がぞくぞくした。

不意に、耳元に息を吹きかけられ、体が跳ねた。

「触ってみてください、おじさまがどんなふうに触ったかを思い出しながら、自分で」

その柔らかく深い声は呪文のように耳から流れ込み、体を満たし、まるで操られるように私は仰向けになって両足を広げた。

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