無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

右手の中指でストッキングの上から蕾を撫でまわし、腰を動かした。

左の指を唾液で濡らし、カップから左の乳房をむき出しにして、乳首を円を描くように撫でまわす。

「はあっ…」

思わず零れた吐息を掬い取るように、再び浅木さんは私の唇を塞いだ。

彼の柔らかな唇のふくらみを舌で味わいながら、いつの間にかショーツの下に指を入れていた。じくじくとぬれた陰裂を撫でまわし、身をよじって悶える。

「おじさま、舐めて…」

私は腰をよじってストッキングとショーツを脱いだ。

浅木さんの両手が私の足を開き、割れ目に接吻を受けた。

ちゅ…と愛くるしい音を立てて唇を寄せた後、花蕾と陰裂に、舌をねっとりと貼り付けるようにした。舌をひくひくと蠢かせ、花蕾と花弁を小刻みに揺らすように愛撫する。

「あっ…」

心地よい圧迫感と、熱い舌の温度、別な生き物のように動くその舌の淫靡な心地に、体がふわりと浮く思いがした。

舌は入り組んだ粘膜の溝を丹念になぞり、襞をめくり、裂け目を撫でた。

繰り返し舌先で愛撫されるうち、恥丘から膣口にかけて、ふっくらと腫れあがるのが分かった。

浅木さんの髪に指をさし入れて撫でながら、快楽に没入していく。

視界が遮られている分、皮膚は敏感で、ときおり無意識に体がひくっと跳ねた。

「奥様…」

「黎佳って呼んで」

「…黎佳」

深く、低い声が下腹に響く。

「もっと呼んで」

「黎佳…愛してるよ」

「ああっ」

胸が絞られる心地がして、息をかき込むように顎を跳ね上げた。

私も愛してるわ…おじさま…胸の奥を絞るように答えた。

「ひあっ」

突然乳首を咥えられ、肩が震えた。

頭を撫でながら、強く吸ってとねだると、喉奥に引きずり込まれるほどに引っ張られ、もっと、と言って私は悶えた。


乳首の先からシャワーのように吹き出す白い液体を唇を開いて受け止めながら、淫靡にほほ笑むおじさまを思い出す。

「ああっ」

恥丘の割れ目を開き、自分の指でぬるぬるの粘膜を捏ねた。

目が塞がれているだけで、ふとよぎる羞恥心はすぐに風に裏返る花びらのように快楽に姿を変えた。

くちくちと慈しむように花蕾を揉みながら、体の芯から微かな震えが起こるのを感じる。

「いきそう…」