テキストサイズ

孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第8章 愛撫

=Masaki=

黎佳の裸身の美しさに私は息をのんだ。

陶磁器のようになめらかで白い肌、掴めば折れてしまいそうに細い腕の付け根には、隆起し始めた乳房の中央で桃色の艶のある乳首がツンと天井を向いている。

急激な体の成長と、初めて知る得体のしれない欲求に戸惑う黎佳はたまらなく可愛かった。


───何も知らない純潔な心と体を、自分のものにする…。

私は体の奥から突き上げてくる激しい支配欲をなだめながら黎佳の小さな背中に手を回して抱き寄せ、唇を重ねる。

これまでは「この子は俺のもの」認め印を押すようなキスでとどめていたが、今は違う。

互いの熱で皮膚を溶かし合うような接吻で、黎佳を愛でた。


首筋にキスを落とす。

黎佳の体の芯は震えているのに、皮膚は熱く湿っている。

これが快感というものだよ、黎佳。

煽るように舌先で乳首を愛撫してやると、黎佳は肩で息をし始める。

一つ一つの刺激にびくびく反応する黎佳がたまらなく可愛い。

衝動を抑えきれなくなった私は体の芯で暴れる獣をなだめながら徐々に檻から出すような心地で、慎重に黎佳の体に手を滑らせていく。

傷つけてしまわぬように、優しく、快楽の扉を開いてやるのだ。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ