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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第8章 愛撫

腰に両手を滑り下ろしながらパジャマのズボンとショーツと脱がせていく。

滑らかな皮膚の上をコットンが何の抵抗もなくするすると下りて、平らな腹の真ん中に可愛らしくくぼんだ小さな臍が見え、とがり出た小さな腰骨が現れる。

まだ肉付きの薄い両太ももの間に、かすかに盛り上がった恥丘、中央に刻まれた溝はまだ毛におおわれておらず、部屋の薄闇の中でもくっきりと見えた。

指先を臍、腰骨、太ももの付け根の順に辿る。黎佳は膝をこすり合わせるようにしながら、私の愛撫を受け入れている。

二つに割れた股間のふくらみに触れる。すべすべした柔らかな感触に、私の心臓は爆発しそうになった。


───まだ子供じゃないか、いいのか、こんなことをして。

理性が一瞬よぎるが、目を潤ませる黎佳は全てを許す菩薩のようなまなざしで私を見つめている。

小さな裂け目に指を沈ませると、黎佳は一瞬目を見開いた。

「そこはっ…きたないっ…」

そう言いながらも、私の手に股間を押し付けるように腰を突き上げる。

ぴったりと閉じていた裂け目の内側はべたつく感じで湿っている。

さらに指を奥に滑らせるとヌルっとした感触の柔らかい襞が蠢いている。花びらだ。

くちゅ…っと言う音ともに腰がひくっと跳ねた。

「なんだか…からだがへん」

「へんなんかじゃないよ。それは体がよろこんでいるんだ。もうすこしこのまま私に任せていればいい」

小さな蕾を探り当て、くにくにと優しく刺激すると、腰をひくつかせながら黎佳は口元で両手を握り締めた。

「からだが、勝手に動いちゃう」

「大丈夫だよ。黎佳の体はとても素直なんだ。そのまま、受け入れていればいい。幸せな心地はもう少しするとやってくるよ」

頬にキスしながら囁くと、黎佳はうなずき、自分から顔をそばめて唇同士を重ね合わせてきた。

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