テキストサイズ

孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第16章 蜜

フロアランプの柔らかい灯りに照らされたおじさまの顔が愉悦に微笑むのに見とれながら、私は秘所を湿らせ、体を逸らせる。

おじさまは恥丘を優しく愛撫し、耳に唇を押し当て、低く、少しかすれた声で囁く。

「黎佳のここは、柔らかすぎず、硬くもなく、まだすべすべして…たまらなく可愛いよ。そしてここは…」

熱い吐息に耳を溶かされ、私は自ら両足を開く。

おじさまの指が蜜柑の房を割るように秘所を広げた。

くちゅ…と音を立てて開いたそこを、おじさまの指が這う。

「愛らしいピンクで、いつも濡れて光っていて、つやつやと、やわらかく、歯を立てればちぎれてしまいそうに儚く、美しい」

花びらを指先でつままれ、蕾をこりこりと揉まれ、そのたびに体がぴくっと跳ね上がる。

「ああ、失いたくないよ、黎佳」

おじさまが覆いかぶさって抱きしめてくれる。

「わたしもよ、おじさま」

大きな背中に私は手を這わせる。



いつの間にか互いの股間に顔を埋め、まるでむつみ合う犬の親子のように性器を舐めあっている。

───こんな時間がいつまでも続けばいいのに。

私たちは時のたつのも忘れて互いを味わい続けた。



互いの唾液で皮膚がふやけるほど舐めあった末、一つになる。

おじさまはゆっくりと抜き挿しを繰り返しながら耳元で愛の言葉を囁いてくれる。

ゆったりと果てた後も、いつまでも抱き合っていた。

こんな毎日が永遠に続いたらいい。私は祈るようにおじさまの肩にしがみついた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ