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孤高の帝王は純粋無垢な少女を愛し、どこまでも優しく穢す

第23章 女友達

「今年はちょっとスーと会うの、憂鬱なんだ」

「どうして?夏限定の彼氏なんて素敵じゃない」

「そうなんだけど、今年の夏はセックスしようって誘われてるんだ…」

「素敵」

私が言うと美晴は背もたれに背中を付け、呆れたと言う風に頭上をあおいだ。

「やっぱり経験豊富な黎佳は余裕だね。初めてなんて何をどうしたらいいのかさっぱりわかんないよ」

「確かに、そうね…」

その時美晴の口元にアイスの汁が付いた。美晴の唇の横を滑り落ちていく小さな白い雫をすくった指先を咥えた。

指を入れてすぼめた私の唇を、美晴がじっと見つめた。

「黎佳、予行演習してよ」

私は美晴の持っていたアイスキャンディーを取り、先端を彼女の唇に、つん、とあてがった。

美晴の薄い唇が開き、溶けたバニラを滴らせる甘くて冷たい棒がずるっと美晴の口内に滑り込んだ。

一度引き抜き、また奥に入れる。美晴はすぼめた唇でアイスキャンディーに吸い付き、時折滴るクリームを啜るように口を開いて、あむっと甘噛みするように咥えこんだ。

すべて舐め尽くされ、最後に残った細い木の棒を口から抜き取ると、唇から顎にかけて白い汁を垂らす美晴に顔を近付けた。

顎から唇に向かって溶けたアイスを舐めとり、そのまま唇に舌を這わせた。

ちろちろと舐めながら柔らかく儚い感触と甘みを味わい、バニラの香りに鼻腔をくすぐられるうち、私は美晴の肌に引き込まれるように没頭していった。

キスしながら、スカートの下に手を滑らせ、すべすべした太ももの内側を撫でた。

私の唇と手を受け入れ、美晴は吐息を震わせた。

くちくちと舌を絡ませながら、ショーツの上から触れてみると、すでにクロッチはぐっしょり濡れていた。

「美晴、びっしょりよ?」

「やめて、言わないでそんなこと」

美晴は頬を赤らめて首を横に向けた。

顎を掴んで向き直らせ、再び唇を吸う。

それまで、まるで男の子のような振る舞いをしていた美晴が、急に臆病な態度に変わり、私の中で支配欲の火種のようなものがポッとともる心地がした。

「かわいいわ…美晴」

人気のない木陰で、私たちはそうして甘くスリリングな時を過ごした。

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