無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

萌香「まずもしもしするね〜
吸ってー吐いて…吸ってー吐いて………


音は綺麗だから大丈夫だね」


紗奈は服を戻した


萌香「口開けてね〜

喉も大丈夫！
あとは点滴変えて終わりかな？
でも何か忘れてるような……」




紗奈「まだ体温測ってないよ〜笑」



萌香「あっ！ごめんごめん笑
体温計渡すから自分で測ってね〜」


萌香先生はうっかりやさんだからほんとに可愛い


紗奈は自分で体温測った


萌香はその間に無くなった点滴を変えて速度を調節した



ピピッ


萌香「何度だった〜？」

紗奈は体温計を萌香に渡した


紗奈「36.3だったよー」


萌香「おっ！久しぶりの36度代じゃん！
ちゃんとご飯食べたからだよー！
この調子でちゃんとご飯食べて、中村先生の言うこと聞いてたらもうすぐ退院だね！」


紗奈「ほんとー？？やった！！」



萌香「そろそろ先生他の子のとこに行くね〜
なにかあったらナースコール押してね！
おやすみ〜またね〜」



そして萌香は部屋から出ていった



紗奈は消灯の時間になるまで本を読みそしてすぐ寝た