My life
第20章 目覚め
美桜side
私はずっと夢を見ていた
それは家族みんなで遊んだ楽しかった事、治療が嫌で泣きじゃくる私を湊先生や潤くん、隼人くんなどたくさんの人が慰めてくれた事
私にとってこの病気は良い事ではない
だけど悪い事でもないと思う
この病気になったからこそ関われた人がいて、私はこんなに愛されてるという事をこの夢を通じて教えてくれた
私はずっと映画館で映画を見るように夢を見ていた
すると、突然光のようなものが見えた
ママとパパがこっちにおいでって手招きをしている
眩しいなと思いつつも光の方へ歩いて行った